Category Archives: IT資格の雑学

エンベデッドシステムスペシャリストとは

従来のコンピューターは、マイクロプロセッサーも含めて基本ソフトウエアを組み合わせることで、汎用的にも特殊用途向けにも、それらが使われる業務に合致できるような仕組みになっていました。

しかし、ある程度対象のアプリケーションだけの使い方を想定した場合、不要な部分のソフトウエアやハードウエアを制御する部分は取り除いたものを、プロセッサーの中に組み込む、あるいはそれら必要とされるソフトウエアの機能と同様の半導体部品を一緒に組み合わせることで、高速に処理できて、効率も追求できるようになってきました。

ここで大変高度なIT資格のひとつとして、エンベデッドシステムスペシャリストが必要とされてきました。
ソフトとハードの切り分けも念頭に置いた設計や仕様の作成は、コストも含めたパフォーマンスを要求され、一旦組み込んでしまうと品質や安全性も追求されるたいへんシビアな領域になります。
組み込み前の万全なデバックも当然必須となり、後から書き換えなどが不可能ですから運用を踏まえた設計思想と分析力と実行力が必要になるIT資格になります。

今後必須なネットワークスペシャリスト

コンピューターに限らず、日本では携帯電話でもアクセス可能になってきたインターネット。
そして外出先から社内や家庭のネットワークにアクセスして、データーの閲覧や制御ができるようになりつつあります。
さらにクラウドコンピューティングで、自社や自分のコンピューターへアクセスしなくても、データーの保管や遣り掛けの仕事のデーターを取り出す、あるいはアプリケーションを起動させるといったサービス形態も含めて、ネットワークも変遷し始めています。

しかし、一旦社内や家庭内、事務所内も含めたネットワークや、インターネットその物に問題が起きた場合は、専門家としてネットワークスペシャリストに助けてもらう必要性も更に高くなってきています。

このIT資格は今後は高い評価を受けるべきものになると思いますし、いろいろなネットワークの組み方を理解して運用できるこの資格はもっと重要度は増して行きます。
システム設計の意識の持ち方とは全く違う発想も求められます。

フレームワークとツールの普及

いわゆるWeb系のシステム設計が多くの業務ソフトウエアの開発に適用されています。
十数年前の開発環境とは考え方も、会は巣業務のこなし方も変化してきていますので、一定のIT資格を取得したエンジニアでも資格を持っているだけでは評価されない時代になったとも言えます。

つまり各種のフレームワークを、開発業務を担当する上で標準化していって、過去開発して運用している資産も、これから追加や変更を加えていこうとするシステムも、一貫してこれを基本として業務の遂行を行っているのが現状です。
加えてテストツールなどの環境も同じように標準化されていて、フレームワークなどと同様に、利用した経験が次の開発業務に従事する際の最低条件になっています。
したがって、これらフレームワークに関しても一定の認定や試験などで広く認める制度も必要になってきたと理解しても良いかもしれません。

しかし、多くのフレームワークやツールはオープンソースであることが多いので、どの団体がどのような責任を持って認定をだすのかを決めなくてはならないでしょう。
この方向性はある意味でIT資格の一つだ認識しておけば、現状ではいいかもしれません。

大手ソフトウエア会社の認定技術2

プログラムの開発言語に限らず、多くのシステムで採用されているものにデーターベースがあります。
その多くは2種類か3種類の大手ソフトウエア会社の製品が採用されています。
従ってそれらの大手会社の資格認定試験は経歴を記述するときの、そして採用を検討する側にとっても一種のフィルターとして機能しています。
DBの使用経歴、そしてそのバージョン、さらにデーターを引き出す時に記述するSQL言語の経験も問われてきます。

加えて、これらの認定資格が数種類ある上に、これらを運用上に必要が出てくる基本ソフトウエアやアプリケーション、ネットワーク関連技術の取得内容を認定するランクも何種類かあるそうです。
それぞれに数万円の費用が必要といわれていますから、このIT資格を取得するにも投資が必要なのですね。

ほぼ毎年のように新しい機能や内容が付け加えられていきますから、常にソフトウエアの開発業務をこなしながら、勉強を続けていかなければ、最新のそして効率の良い開発を追及できない状態に陥りますし、ユーザー側からも要求が複雑化していくわけですから、一旦あるIT資格を取得したと安心してはいられないのですね。